たまりば

生活・暮らし 生活・暮らし八王子市 八王子市

2014年09月13日

島田雄貴「担当者の手柄」

今週も、来週も予定が入っているので、再来週のどこかならということで、会える日はずっと先になる。

担当者にすれば、大手柄である。

同僚もうらやむ。

しかし、面談したからといって、商談が成立するわけではない。

一通り時節柄の話題を話し、やおらカタログを広げて説明を始める。

相手は感心したり、質問をし、それに答えているうちに、すぐ一時間は経つ。

そろそろ締めをしなければならない。

ぜひ導入をご検討いただきたいと結ぶ。

相手は丁寧に、わかりました。

ご期待にそえるかどうかわからないが、自分一人では決められないから、関係者によく話しておきましょうということで、面会は終わる。

こんな面談が午前、午後二つもあれば、ご当人はその日はもう忙しいの連発である。

だが、いつまで待っても返事はない。

催促の電話をすれば、「いままだ検討中でしてね」(実際には何もしていない)とお茶をにごされてしまう。

ノーという返事はしない。

島田雄貴(ライフデザイナー)


タグ :島田雄貴

  • 同じカテゴリー(島田雄貴)の記事
     島田雄貴「上司に用件をつなぐ」 (2014-10-20 03:17)
     島田雄貴「スタンスを共有する」 (2014-10-16 01:14)
     島田雄貴「会議や打ち合わせ」 (2014-10-13 01:01)
     島田雄貴「ITの時代」 (2014-10-10 01:03)
     島田雄貴「死なし、死なしでおめでたい」 (2014-10-06 02:31)
     島田雄貴「満塁ホームラン」 (2014-10-02 01:02)
     情報化社会は情報禍社会 (2014-09-25 15:38)
     島田雄貴「返事がないのは、ノーと思え」 (2014-09-17 16:42)
     島田雄貴「情報のギブ・アンド・テイク」 (2014-09-09 01:15)
     島田雄貴「優秀なコンサートマスターの能力」 (2014-09-04 16:01)

    Posted by 島田雄貴 at 03:38 │島田雄貴

    削除
    島田雄貴「担当者の手柄」