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Posted by たまりば運営事務局 at

2014年10月20日

島田雄貴「上司に用件をつなぐ」

問題は、目の前で話している相手が十分こちらの話を理解したうえで、上司に用件をつなごうとしているかどうかである。

それと同時に、彼をあなたの味方に組み入れられるかどうかである。

そのためには、断わっている相手と少しでも会話して、相手の心を開いてもらうように

しなければならない。

それには、本題から遠い分野のことについて、相手の現状を語ってもらうのが一番である。

「わからないなんて。

まあ、そうご謙遜なさらないでください。

今日はセールスに来たのではありません。

貴社の社員教育の現状やビジョンについてお聞かせいただきたいと思って、お邪魔したしだいですから」
セールスマンが性急に売りつけようとするから、相手は逃げ腰になる。

だが、そうでないと判明すれば、相手も楽な気持に変わる。

島田雄貴(ライフデザイナー)
  
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  • Posted by 島田雄貴 at 03:17島田雄貴

    2014年10月16日

    島田雄貴「スタンスを共有する」

    あらゆる場面で、あらゆる関係において、こういうスタンスを実感として共有することができれば、人間関係はスムーズにいく。

    ところが、夫が妻に「キミのおかげだよ」と言っても、その言葉を感じさせるような具体的な行動が何もなかったり、言葉に反するようなことがあったりすると、そこに波風が立つ。

    「口先ばっかりなんだから……」ということになる。

    それはともかく、個人で満塁ホームランは打てない」は人間関係をよくするために忘れてはならない視点である。

    個人の業績のように見えることの背後に、多くの人の協力がある。

    豊臣秀吉が大切にしていた盆栽の松が枯れてしまって気を落としているときに、そばに仕えていた曾呂利新左衛門が「御秘蔵のときわの松は枯れにけり/おのが齢を君にゆずりて」と一首詠んだところ、秀吉は大いに喜びご機嫌がよくなったという。

    島田雄貴(ライフデザイナー)  
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  • Posted by 島田雄貴 at 01:14島田雄貴

    2014年10月13日

    島田雄貴「会議や打ち合わせ」

    社内で会議や打ち合わせをするとき、決められた時間に、なかなか全員が集まらない。

    どこにも時間にルーズな人がいるが、「打ち合わせだ。

    行こう」などと言っても、「ちょっと待って。

    これやってから……」と、机を離れないような人がいるものだ。

    外の人と待ち合わせるようなときにも「これ、片づけてから……」と、出かける時間を遅らせるものだから、約束の時間に遅れてしまう。

    約束の時間に遅れて来る人を観察していると、待ってくれている人の前まで来ると急に走り出したりするが、最初から少し時間の余裕を見ておけば、そんなところで走らなくていいのである。

    息をはずませなくてもいいのだ。

    島田雄貴(ライフデザイナー)
      
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  • Posted by 島田雄貴 at 01:01島田雄貴

    2014年10月10日

    島田雄貴「ITの時代」

    ITの時代になっても、縁起をかつぐ人や、ちょっとした言葉を気にする人も多い。

    たとえば、「四〇四〇」という電話番号を聞いたり、名刺で見たりしたとき、ユーモアのつもりでも「ヨレヨレですね」などと言わないことだ。

    そう言われた人は、「ヨレヨレ」と言われたことをずっと気にするだろうし、そう言った人のことを忘れない。


    ところが、「いい番号ですね。

    死なし、死なしでおめでたいじゃないですか」と言えば、相手は喜ぶし、そう言ってくれた人に好感を持つ。

    落語に、商家の主人が正月に餅を食べていたら、そのなかから釘が出てきたので「これは何だ1 正月から縁起が悪い」と怒ると、奉公人の一人が「餅のなかから金が出たということは金持ちになるという吉兆です」と言ったという話もある。

    島田雄貴(ライフデザイナー)
      
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  • Posted by 島田雄貴 at 01:03島田雄貴

    2014年10月06日

    島田雄貴「死なし、死なしでおめでたい」

    結婚式などのおめでたい席では、使わないように心がけなければならない言葉がある。

    「別れる」「破れる」「切れる」「飽きる」コ戻る」「去る」「終わる」「死ぬ」などというもので、それを忌み言葉という。

    それらの言葉は、永遠の愛や楷老同穴という願いに反するものだからである。

    他に「重ね重ね」「返す返す」などという重ね言葉も忌み言葉で、使わないようにすべきだとされている。

    だから、披露宴の司会者や幹事役になったときに「披露宴が終わった後の二次会は……」というような言葉を不用意に使わないこと。

    宴席に年配の人がいたり、伝統が重んじられる会場では、特に注意が必要だ。

    そういう場合には「披露宴がお開きになりましたら……」という言葉を使う。

    島田雄貴(ライフデザイナー)
      
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  • Posted by 島田雄貴 at 02:31島田雄貴

    2014年10月02日

    島田雄貴「満塁ホームラン」

    ホームランを打った打者は、攻撃側のチームやファンにとって殊勲者だ。

    しかし、塁上に誰もいなければホームランを打っても一点しか入らない。

    満塁ホームランになって、試合を逆転できたのは、一塁、二塁、三塁に、それぞれ出塁していた選手がいたからだ。

    これは、ともすれば忘れられがちなことであろう。

    ビジネスの場においても、他のあらゆる場面においても同じことがいえる。

    優れた働きをして表彰される人は、もちろん素晴らしい。

    しかし、その業績はその人一人で上げたわけではない。

    「この賞をいただいたのは皆様のおかげです」とか「私がいただいたのではなく、皆でいただいたと思っています」というような言葉の背後には、そういうことへの配慮がある。

    島田雄貴(ライフデザイナー)  
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  • Posted by 島田雄貴 at 01:02島田雄貴

    2014年09月25日

    情報化社会は情報禍社会

    われわれは史上かつてなかった情報洪水の時代に生きている。

    新刊書が毎日百冊も出て、新聞は各戸に朝夕配達され、テレビは一秒の休みもなく電波を流し続けている。

    これだけ送り届けるためには、ミソもクソも一緒になり、ダイヤも石ころも一緒に詰め込まなければ埋まらない。

    針小棒大なセンセーショナリズムに訴えないと週刊誌は売れないし、テレビのチャンネルを回してもらえない。

    だから、情報化社会とは情報禍社会でもある。

    「すぎたるは及ばざるが如し」で、いちいち付き合ってはいられないのである。

    実は、先般、私は中国を十日間ほど旅行したことがあるが、その間、新聞も週刊誌もテレビも一切見なかった。

    中国の新聞やテレビは見てもチンプンカンだから何も見なかったのである。

    帰国して、まとめて十日分の新聞にざっと目を通したけれども、十日間でたった一つの記事だけが重要だっただけで、あとは知らなくても痛痒を感じないものばかりであった。  


  • Posted by 島田雄貴 at 15:38島田雄貴

    2014年09月17日

    島田雄貴「返事がないのは、ノーと思え」

    商談の返事がないのは、ノーと思えということなのだ。

    これでは、大企業の子会社が赤字になるのもムリはない。

    会ってカタログの説明をしたというのは、何の実績にもならない。

    売れて実績なのである。

    営業とは、モノを売ることではなく、買う相手を探すことだと考えるべきなのだ。

    その製品なりサービスを欲しいと思っていない人に売れるワケはない。

    求めている人を探す。

    それには、一々面談して探していたのでは非効率なことは言うまでもない。

    これには電話が一番だ。

    商品やサービスの説明ではない。

    売りたいものを必要としている会社かどうかを調べるためである。

    誰が購買決定者かも知る必要がある。

    一日に、電話で調べるのなら、一〇カ所に電話することは困難ではない。

    電話で教えてもらうのは、当然相手のもっている知識を分けてもらうことが目的である。

    しかし、わずか一〇分か十五分の短かい時間内で知ろうというのだから、そんなにまとまったことを教えてもらえるわけもない。

    島田雄貴(ライフデザイナー)
      
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  • Posted by 島田雄貴 at 16:42島田雄貴

    2014年09月13日

    島田雄貴「担当者の手柄」

    今週も、来週も予定が入っているので、再来週のどこかならということで、会える日はずっと先になる。

    担当者にすれば、大手柄である。

    同僚もうらやむ。

    しかし、面談したからといって、商談が成立するわけではない。

    一通り時節柄の話題を話し、やおらカタログを広げて説明を始める。

    相手は感心したり、質問をし、それに答えているうちに、すぐ一時間は経つ。

    そろそろ締めをしなければならない。

    ぜひ導入をご検討いただきたいと結ぶ。

    相手は丁寧に、わかりました。

    ご期待にそえるかどうかわからないが、自分一人では決められないから、関係者によく話しておきましょうということで、面会は終わる。

    こんな面談が午前、午後二つもあれば、ご当人はその日はもう忙しいの連発である。

    だが、いつまで待っても返事はない。

    催促の電話をすれば、「いままだ検討中でしてね」(実際には何もしていない)とお茶をにごされてしまう。

    ノーという返事はしない。

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  • Posted by 島田雄貴 at 03:38島田雄貴

    2014年09月09日

    島田雄貴「情報のギブ・アンド・テイク」

    情報のギブ・アンド・テイクという方法もある。

    よく雑誌社の人からインタビューを受けるが、意見を尋ねられているのか、エデュケーショナル・インタビューなのかわからない場合がよくある。

    ある大手企業の子会社に営業担当として出向した技術屋さんがいた。

    やったこともない営業で苦労している。

    ルート販売なら訪ねていく先が決まっているから問題ないが、開拓営業となると、どこを訪問したらよいかが問題になる。

    しかし、知っている先なぞごくわずかである。

    とにかくどこか訪問しなければならない。

    あちこちめぼしいところに電話をする。

    親会社は名が知られているから、相手も信用する。

    部長とか課長に面会したい旨を告げる。

    インギンに電話で応対はされるが、用件を説明すると、いや、いま忙しいので、またにしてくれと断られる。

    それでも、親会社と取引関係があると、無下には断れないから、会うだけは会いましょうということになる。

    島田雄貴(ライフデザイナー)
      
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  • Posted by 島田雄貴 at 01:15島田雄貴

    2014年09月04日

    島田雄貴「優秀なコンサートマスターの能力」

    休みが増えれば、皆旅に出るというのは、休みの少ない人が考えることで、充分過ぎるほど休みをくれれば、旅に出ることもあるし、静かに家にいて、新しい自分なりの過ごし方を見つけることの方が多いというのが大方であろう。

    だから方向としてはリゾート地利用は今よりも増えるだろうが、爆発的に当たることもないといってよい。

    膨大な時間余り社会に放り出される人達に対して、リゾートで過ごしなさいというだけでは不充分である。

    今まで、休日のデパート巡りでは奥さんの荷物持ち役だったお父さんも、休みもふえればどんどん自分自身で買い物に出掛けるようにならざるを得ない。

    とすると、今までのように、商品知識もなければ、流行にも無関心というわけにはいかなくなる。

    これまで、一家の大黒柱の誇りは、いかに家に生活費を持って帰ってくるかということだったが、新しい時代はそれだけでは足りない。

    与えられた時間と、自分の持って帰ったお金でもって、いかに家人を楽しく生活させてゆくことができるかに男の面子がかかってくる。

    働きバチであると同時に、優秀なコンサートマスターの能力も問われるのである。

    年頃の娘がいる家ならば、「お父さんのような上手なお金の使い方のできる人と結婚したいワ」と言わせなければいけないのである。

    そのためには何よりも「違いのわかる男」でなければならない。

    島田雄貴(ライフデザイナー)  
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  • Posted by 島田雄貴 at 16:01島田雄貴