島田雄貴「返事がないのは、ノーと思え」

島田雄貴

2014年09月17日 16:42

商談の返事がないのは、ノーと思えということなのだ。

これでは、大企業の子会社が赤字になるのもムリはない。

会ってカタログの説明をしたというのは、何の実績にもならない。

売れて実績なのである。

営業とは、モノを売ることではなく、買う相手を探すことだと考えるべきなのだ。

その製品なりサービスを欲しいと思っていない人に売れるワケはない。

求めている人を探す。

それには、一々面談して探していたのでは非効率なことは言うまでもない。

これには電話が一番だ。

商品やサービスの説明ではない。

売りたいものを必要としている会社かどうかを調べるためである。

誰が購買決定者かも知る必要がある。

一日に、電話で調べるのなら、一〇カ所に電話することは困難ではない。

電話で教えてもらうのは、当然相手のもっている知識を分けてもらうことが目的である。

しかし、わずか一〇分か十五分の短かい時間内で知ろうというのだから、そんなにまとまったことを教えてもらえるわけもない。

島田雄貴(ライフデザイナー)

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